カンクンで日本食材を手に入れる方法
- [記事公開日]2015/4/1[最終更新日]2015/07/10
カンクンで日本食材を手に入れるのはなかなか大変だ。カリフォルニア米や紙パック豆腐はスーパーでも購入できるが、味噌や納豆は見かけない。そこで本日は、カンクン在住の日本人にはありがたい、日本食材を調達できる「海鮮屋」という会社をご紹介する。
海鮮屋がオープンしたのは2009年。前身の会社からすると今年で10年目になるらしい。「もうそんなに経つんだなぁ!」と社長の波形浩さん。とてもエネルギッシュで気さくな方だ。
なんでもメキシコの西海岸でマグロやカツオ漁の事業に関わっていたのがきっかけで、メリダやカンクンでシーフード専門の卸売業を始めたのだとか。だから名前が「海鮮屋」なのだ。当時から日本食レストランへの卸売りを行っていて、顧客の要望に応えていくうちに、海鮮に限らず日本食材全般を取り扱うようになった。
現在もホテルや日本食レストランへの卸がほとんど。個人でも購入可能か聞いてみると、事前注文をしてオフィス兼倉庫( 地図PDF)まで取りにきてもらえればOKだそう。スタッフ全員が配達で出払っていることも多いので、来社の際は電話で確認してほしいとのこと。
現在も個人利用者はいるようで、納豆や味噌をはじめ、からし明太子や日本野菜などの注文が多いようだ。日本野菜はメキシコやアメリカから現地調達していて、季節にもよるが大根、ごぼう、里芋、キュウリ、えのき茸、松茸などが手に入るらしい。
その他、生のマグロ(5〜6kgから)や牡蠣、赤貝、ミル貝なども購入できる。「食材だけでなく、炊飯器や食器など問い合わせがあれば調達しますよ!」とのこと。特別な物の場合は前払いが前提だが、嬉しいサービスだ。
基本的に購入可能な食材は下記サイトでチェックできる。カンクンでは手に入らないと諦めていた食材が、見つかるかもしれない。
JFC de MÉXICO [日本食材カタログ]
【住所】Calle Luis Echeverria, MZA 88 LTE 7, SM 308, Alfredo V. Bonfil >>地図
【電話】998-882-2367