旅行代理店 CRS JAPAN 代表に聞く「おすすめホテル2015」
- [記事公開日]2015/1/22[最終更新日]2015/06/23
CRS JAPAN
代表取締役社長 武田 徹さん
リラックス、ウェディング、ゴルフなど旅行目的別オリジナルパッケージツアー『contigo』を販売されているカンクンの現地旅行会社。contigoを申し込むと空港送迎やお得な特典があり、人気を集めている。
公式サイト:http://crsjapan.com
日本人旅行会社の中でホテル提携数No.1という、カンクンのホテルのプロであるCRS JAPANの武田社長に、カンクンと周辺エリアのおすすめホテルについてインタビューしました!
カンクンとリビエラ・マヤの違い
はい。カンクンのホテルゾーン(以下、カンクン)はやはり海がキレイですね。カリビアンブルーの見た目の美しさは抜群です。あとはいつも観光客が多く、賑やかやイメージがありますね。
リビエラマヤはカンクンのカリビアンブルーとはまた違ったエメラルドグリーンの海です。またリビエラのホテルは“空間”を売っています。つまり、ひとつひとつの敷地が広い。部屋も広い。だからホテル稼働率100%であってもゴチャゴチャしていない、静かで邪魔されない感じがあります。
ツアーやアクティビティについてはいかがですか?
テーマパークのシカレやエクスプロール、シェルハはリビエラマヤのほうが近いです。プラヤデルカルメン(リビエラの中心街)からはADOの無料バスも出ています。あとグランセノーテやトゥルム遺跡もリビエラのほうが近い。ゴルフ場もリビエラのほうが多いですね。
人気ツアーのチチェン・イッツァ遺跡も去年から新しい高速道路ができて、プラヤデルカルメンから1時間40分で行けるようになりました。ホテルにもよりますが、カンクンから行くより近くなったことになります。
ダイビングするならカンクンの海よりコスメル島が断然おすすめです。そういう意味では、プラヤデルカルメンの街中に泊まると、コスメル行きのフェリー乗り場も歩いていけますので、ダイビング派にもリビエラマヤのほうが便利ですね。
そうですね、ココボンゴはカンクンにしかないです。あとはキャプテンフックなどのパーティークルーズもカンクンのほうが充実しているかな。
でもリビエラマヤも負けてませんよ。キンタアベニーダ(プラヤデルカルメンのメインストリート)にはクラブもたくさんありますし、アクティブ派に嬉しいエクスプロールのナイトパスもできています。またシカレのディナーショーや、去年から新しく始まったシルクドソレイユのディナーショーもおすすめです。
そして最近、カンクンになくてリビエラマヤにあるものを発見しました。
ビーチクラブです!
日本でいうと“海の家”って感じかなぁ。ビーチにあるレストランやバーなんかのことですね。夜はDJが入って、クラブ好きな人も楽しめますよ。
ココボンゴの裏のビーチにはバーがあるけど、夕方には閉まっちゃうし。
そうなんです。その点プラヤ・デル・カルメンに泊まると、ほぼワンブロックでビーチに行けて、いたるところにレストランやバーがある。宿泊ホテルに関係なく人が集まるので、ワイワイお酒を飲んだりとか、夜に限らず、ビーチを楽しむならリビエラが楽しいなーって改めて感じたんです。
そうそう、カンクンだとわざわざショッピングセンターまで行かないとお土産とかも買えないでしょ?プラヤデルカルメンはキンタアベニーダをぶらぶら歩いてるだけでショップがたくさんあるし、Nuevo Quintaと言って新しくできているストリートにはAAA5ダイヤモンドのレストランも増えてきています。
ファッションや食事もそうだし、ジャズフェスティバルやBPMフェスティバルに代表される音楽、それからリビエラ映画祭が行われるのもプラヤデルカルメン。芸術が集まる街っていう雰囲気もあります。
プラヤ・デル・カルメンのホテルに泊まってみたくなりました!
そうでしょ?弊社も先日リビエラの新しいホテルの視察に行って、リビエラの良さを再確認しました。リビエラマヤの提携ホテルは今もいくつかありますが、今年はとくにプラヤデルカルメンのホテルに力を入れようと思っています。
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